「転職したいけどスキルが無くても転職ってできるのかな。。。?」
勤めている会社がブラックだったり、ブラックでないまでも同じルーティン仕事でスキルが増えている感じがしなかったりすると、モヤモヤしてきますよね。
理系のノースキル分析屋だった自分が40代手前に転職で仕事の幅を増やそうとした結果、転職する前にスキル・経験の幅を積極的に広げておけばよかったというのが肌身で感じれました。
もし、転職を考えてるけどスキルがないなという人の参考になればと思います。
- 40代目前で退職を決めたときに持っていたスキル
- エージェントに希望を出しても基本は同じ職種しか提示してもらえないし
- スカウトで出された求人は面接確定ではない
- 仕事の幅を増やさないと道は開けなさそう
- どうしてもその職場から逃げないとカラダがもたないなら逃げてしまうのも手
40代目前で退職を決めたときに持っていたスキル
2020年に14年間勤めていた会社を退職しました。
40歳手前の37歳で。
いろいろ考えるところはあったのですが、出社前にコンビニでコーヒーを買い会社にむかう途中で突然何の前ぶりもなく
『手に持ったコーヒーの紙コップを道に叩きつける』
という衝動にかられました。
(実際には叩きつけずに美味しくいただきましたよ)
しかし、これがきっかけで会社を辞める方向に動き出しました。
しょっぱなから話が脱線してしまいましが、当時持っていた自分のスキルはこんな感じ
- 技術:LCMS測定、ELISA測定
- 英語戦闘力:TOEIC 600点、ビジネスメールならなんとか対応できる
こう文字にするとびっくりするぐらい何の撮り得もないですね。
けど、退職してしまったのでとりあえず転職活動を開始しなければと以前から登録していた転職サイトを活用することにしました。
エージェントに希望を出しても基本は同じ職種しか提示してもらえないし
ひとまず、転職サイトの職務履歴や履歴書を整え求人を探していると、エージェントからのスカウトが増えた。
どこのエージェントがいいのか全くわからないので、スカウトメールを送ってきたエージェントと自分が気になる求人を出しているエージェントとコンタクトをとり転職活動をすることに。
計3社のエージェントとZoomや電話面談で経歴や辞めた経緯、希望の職種などを話して求人表をいくつか出してもらったが、エージェントから提示されたのは同じ分析系のみの仕事だった
「正直、もう少し研究系の仕事も出してほしかったんやけど。。」とテンションが下がる。
そこで、なぜ同じ職種しか出てこないかと考えてみたけど、それはエージェントからしたら至極あたりまえのことなんだということ。
だって、エージェントからしたら、ササっと次の仕事に移ってもらえる方がいいので、基本的に似た職種しか出してきてくれない。
そして面談しても「ノブさんの経歴では他は無理っすね」という返答。
さすがにここまでフランクな言い方ではなかったけど、だいたいこういうこと言いたいんやなという雰囲気しか感じない。
転職サイトに登録してエージェントと相談した結果、ポータブルスキルがない社会人には、同じ職種しか提示されなかった。
スカウトで出された求人は面接確定ではない
ちなみに、エージェントが出してきたスカウト求人は面接確定ではない。
エージェントはサイトに登録されている人の簡単な経歴しかみないので、手持ちの求人に少しでも「当てはまりそうかな?」って感じた人にスカウトメールを投げている模様。
だから、スカウトが来たからといって舞い上がらないこと。
仕事の幅を増やさないと道は開けなさそう
自分が転職活動した結果、転職前に考えておいた方がよい3つのポイントはこれ。
- どんな仕事がしたいのか
- それに見合うスキルや経験があるかを見直す
- 転職サイトに登録して自分が希望の業種に移れるのかを調べる必要がある
いまさら、過去に戻れないのでどうしようもないが、何かしらの理由で転職を考えている場合は、自分が企業に雇ってもらえるか、自分が採用側なら雇いたいと思えるのかを考える必要がある。
もし、見合ったスキルや経験がないというのであれば、今の職場で経験を増やすしかない。
理系にも強い転職サイトで【自分の市場価値を調査】してみる
経験を増やすと言っても、同じ仕事を続けても意味がないので、仕事をずらしていくしかない。
同じ分析ばかりではなく、他の機械の使い方や測定法を習得することや、データ解析の仕事をしたりするのもいいのではないか。
企業は必要な人材を雇いたいとしか思わないので、スキルがないなら無計画に進むと人生詰んでしまう可能性がある。
どうしてもその職場から逃げないとカラダがもたないなら逃げてしまうのも手
あまり無責任なことは言えませんが、いまの職場にいたらカラダが壊れるという場合は、逃げてもしまってもいいと思います。
次の転職先が決まらず退職したときに確認・申請しておく3項目
カラダやココロが壊れそうな場所に長くいても何も良いことはないです。
おそらく、その職場で新しいこともできないでしょうし、やるきにもならないでしょう。
自分の身は自分で守るしかありません。
そのまま現在の環境にいるのか、はたまた次の新しい環境に移るのか。
誰もそんなことは決めてくれません。意見を言ってくるかもしれませんが、その意見が正しいかなんて誰もわかりません。
小さくてもいいから、自分を守る決断をしてください。