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次の転職先が決まらず退職したときに確認・申請しておく3項目

「退職したはいいけど何か申請しておくことはあるの?」

次の転職先が決まっていなくて、しばらくフリーになってしまうならいろいろと申請することがあります。

退職したばかりのときは解放感でいっぱいかもしれませんが、現実をみることも大切です。

フリーになっても不利にならないよう、今後のことを考えて必要最低限の申請や考えておいた方がいいことがあるので確認しておいてください。

退職後に次の転職先が決まっていならやっておくこと

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前職を退職した人、お疲れさまでした。

ひとまずは、一息ついてエネルギーを充電してください。

けれども、一息つく前に少しやっておいた方がいいことがあるので、そちらをまずは処理してしまいましょう。

会社に勤めていると気にしなかったことが、フリーになってしまうといろいろと出てきます。

“退職から何日以内”という期限付きのものもあるので、後で「申請忘れてた!!」とならないようにしましょう。

やっておくことリスト:役所関係

健康保険や年金については企業に勤めていると普段気にしないですが、フリーになってしまうと自分で申請する必要があります。

申請しておくべき3つ
  • 雇用保険の申請
  • 健康保険の申請
  • 国民年金の申請

・雇用保険の申請:失業後の給付金をもらうにはハローワークで申請。勤めていた企業に雇用保険に加入していたら自己都合退職でも給付金がもらえます。給付金額と給付期間は勤めていた期間に応じて決まります。ハローワークに出向いて就職活動の申請をする必要があるが、給付金はかなりありがたい。

ハローワーク | 雇用保険手続きの案内

・健康保険の申請:国の健康保険か勤めていた企業に申請して加入しておきましょう。

健康保険任意継続制度(退職後の健康保険)について | 全国健康保険協会

健康保険に加入しないという手もありますが、病気やケガをしたときに保険証がないと全額自己負担です。また、1年後に国の国民健康保険に加入したいと思い申請すると、退職日が起算日となるので、過去1年間分の健康保険料も払う必要がでてきます(2年の上限があります)。

退職後の国民健康保険加入について|板橋区公式ホームページ

・国民年金の申請:今の30代40代世代が60歳になるころには給付年齢が80歳までに延ばされる可能性もなくはないですが、やはりこれも保険をかけておくのに越したことはないかと思います。65歳、70歳になって働かなくとも収入が入ってくる仕組みを作っておけるなら良いですが、大半の人はそこまで仕組みを作れないのではないでしょうか。私もそんな仕組みを作れる側の人間ではないので保険をかけております。国がつぶれないように政治家の人、頼みます。こういうことは結構切実に感じ始めたので、選挙も候補者を調べて投票に行くようになりました。

申請は市役所に行って申請書をもらいましょう。2年分を一括で払った場合は、1か月分ほどお安くなります。

やっておくことリスト:就職活動

就職活動

ずっとニートでいることもできないので、フリーで働かないなら就職活動は始めておきましょう。

転職活動の基本的な方法は次の3種類
  • 直接企業に応募する
  • 転職サイトに登録する
  • 友人に紹介してもらう

気になる企業のHPに直接応募する方法もありますし、転職サイトに登録する方法もあります。

転職サイトに登録すると担当のエージェントが付いてくれます。口コミを見ているとエージェントもピンキリがあるようですが、希望職種を探してくれたり、履歴書や職務経歴書をレビューしてくれたりするので、一人で転職活動するよりは効率がよいです。

今は転職サイトも多いですが、まずは総合的なサイトに登録して、自分の経歴やスキルの棚卸をしておきましょう。

やっておくことリスト:お金関係

もし、貯金に余裕があるなら将来を見越した投資をしておくのも一つの手です。

余裕がある場合の投資法3つ
  • iDeCo
  • NISA
  • 積み立てNISA

iDeCoは個人型確定拠出年金と言われるもので、自分で資産を運用し将来の資金を作り出すものです。自営業者であれば最大6.8万円までかけることができます。(2021年現在)ただし、運用資金は原則60歳まで引き出すことができないので注意です。

iDeCoの仕組み|イデコ・個人型確定拠出年金【公式】

・NISA:年間最大120万円までの非課税で投資することができます。非課税なので投資した株が4年後に2倍になった場合でも、通常の課税率20%が免除されます。ただし、損益通算などはできません。
NISAとは? : 金融庁

・積み立てNISA:こちらもNISAと同じく投資にたいする非課税制度になります。NISA
と違うのは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための制度で、対象はおもに投資信託になります。

iDeCoもNISAも積み立てNISAも余剰資金があれば運用を考えてみてはどうでしょうか。

正直、投資なので元本割れの可能性もあります。ある程度のリスクは承知の上でやりましょう。

やることリストまとめ

スクリーンショットできるよう項目をまとめました

まとめ
  • 役所関係
    ・雇用保険の申請
    ・健康保険の申請
    ・国民年金の申請
  • 転職活動
    ・転職サイトの活用
    ・求人応募
  • お金関係
    ・iDeCo
    ・NISA
    ・積み立てNISA

次にやりたいことを探してみる

もし、時間と資金に余裕があるなら、転職活動しつつ色々なことに挑戦してみるのもありかと思います。

今まで働きづめでやりたいことをやる時間もなかったなら、このタイミングでじっくり取り組んでみてはどうでしょうか。

プログラミングができるとか動画作成やカメラ撮影が得意であればクラウドソーシングに登録してお金を稼いでみる。

気になっていたアルバイトをやってみたりやボランティアで活動してみるのも視野を広げる手段かと思います。

転職サイトを見ているとDXやデータ解析、プログラミングの求人がかなり多く、人材が不足しているという印象があります。

今の時代であれば、YouTubeでプログラミング勉強動画もアップされているので無料でできますし、スクールに行って学ぶこともできます。
40代目前のノースキル理系の分析屋が転職活動を経験してわかったこと - Lilabo

退職したばかりの後で先のことを考えるのは億劫かもしれませんが、ボーっと過ごして気づけば貯金がなくなっているなんてことにならないようにしてください。

人生詰むことはそうそうないかもしれませんが、王手をかけられる可能性は簡単にやってきますよ。