Lilabo

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「ヘミングウェイに学ぶ英文法」が向いているのは英文法ができる人と英語小説を読みたい人

英語小説を読みたいけど長編よりは短編をまずは読みたいという人、かつ、英文法がわかる人向けの一冊。

というのも、初回に読んだときに出てくる問題が全然理解できなかったから。

その後、英語を勉強した後で読み直したらなるほどと思えたので、文法が全くできない人にはおすすめできないです。

本の構成は、ヘミングウェイの短編が6つと文法問題が収録され、ヘミングウェイの専門家による日本語訳に英文解説があるので、短い英語小説を味わってみたいという人は手に取ってみてはいかがでしょうか。

ヘミングウェイで学ぶ英文法

英文法本だが英文法を学ぶには不向き

誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろうヘミングウェイ。その文豪の短編を題材に英文法を学ぼうということで出された一冊で、出版から半年ほどで六版まで印刷されるほど人気の本書。

だが、社会人が英文法を一から学ぼうと考えて最初に手に取る本ではない。

というのは、英文法が体型的に網羅されたものではないのと、本の中に出てくる問題は英文法が全くできませんという人には想像もできない内容だから。

正直、ある程度文法がわかっている人でないと、楽しんで読むことは出来ない。

英文法がある程度できれば楽しめる本

逆にいえば、ある程度英文法を勉強して、文法書に飽きてきた人にはオススメできる一冊。

実際、おもしろそうと買って読んでみたけど、最初は全然文法問題がわからなくて全くおもしろくなかった。

英語はある程度なら出来ると思ってたけど、ここの文法を説明しろと言われるとまったくは歯が立たず、初回は日本語訳を読んで終わってしまった。

その後、TOEIC勉強で英単語と文法をある程度勉強し、他の英語に関する新書などの解説本を読んだ上で再度この本を読み直すと内容がようやく楽しんで読めるようになったという感じ。

なので、まったくゼロから英文法をこの本で勉強しようという人は、素直に高校などの参考書を買うことをオススメします。

ヘミングウェイに学ぶ英文法の構成

内容は、6つの短編にそれぞれ日本語訳、英文、問題、解説、ワンポイント解説という構成になっています。各チャプターで取り上げる文法を英文に絡ませて解説してくれています。

メインで取り上げている文法は6つです。

  1. 分詞と冠詞の働き
  2. to不定詞の用法と接続詞
  3. 助動詞のニュアンス
  4. 冠詞と代名詞
  5. 時制
  6. 動詞のニュアンス

また、ヘミングウェイの専門家である共著者の倉林さんと河田さんによる物語自体の解説もあり、ヘミングウェイの時代背景なども絡めてあるので、なるほどと興味をそそられる内容でした。

学校の授業でこの本のみたいな文法の使い方や解説がほしかった

学校の授業も、この本みたいな内容でやってほしいですよね。

高校の文法の授業はたんに時制やら関係代名詞やらを詰め込むだけの時間だったので、何も楽しくないし全く頭に入ってこなかった。せっかくなら英文を楽しむための文法解説を英文小説や科学英語を題材に授業でやってほしかった。

ただ言えるのは、何を始めるにも遅いということはないと思うので、今から語学の勉強をするのもいいけど、文法学習を始めるのにこの一冊から始めるのは止めときましょうということ。

【勉強も大事ですが、身体を鍛えるのも同じくらい大事なんです】

大人になってから勉強する時間というのは少なくります。

朝から晩まで仕事をして、帰ってきてから勉強するというのはスゴイことです。けれども、日中もデスクワークで帰ってからも座りっぱなしだと筋肉は衰えていくだけということをご存じですか。

気づけば、”腰が痛い”、”ちょっと体重が増えてきた”、なんていうのは身体の筋肉が衰えてきてる身体からのサインかもしれません。

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カラダが変わると人生も変えられる - ToLim

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あと、人生何年残ってますか?