Lilabo

世のデスクワーカーの生活の質をシフトしたい

本棚:2020年10月

デジタル一眼を新しく買いました。それまで、ニコンのD300Sを使ってたのですが持ち歩くには重く、あまり出番は少なかった。しかし、Z7やZ6を買う気にもなれない中、Z50というAPS-Cサイズのコンパクトなミラーレス一眼を見つけたので、あっさり購入。使いやすく軽いのでちょいちょい持ち出して、バシャバシャ撮っております。

 

そんなこともあってか、本屋ではカメラコーナーやイラスト、画集あたりもうろつくようになったので、そうゆう本も本棚に増えてきそうな予感がする。

 

2020年10月に読んだ本の背表紙一覧

 

 

 

THE ART OF DEATH STRANDING

小島秀夫監督によるゲームDEATH STRANDINGのアートブック。

独特の世界観と設定で2019年秋に発売されたこのゲームは、小島監督がコナミから独立した後の1作目だ。

開発当初から、海に流される裸のおっさんや空につながる黒いひも状の何かなど、どんな内容なのかと期待も大きかった作品。

そんなDEATH STRANDINGの唯一のコンセプトアートブックということで、書店で見つけて即購入しました。

新川さんのキャライラストや、各キャラのデザイン変遷、舞台のコンセプト画など見ごたえは十分かと思う。

けど、欲を言えば小島監督や新川さんのコメントとかも載っててほしかったというのが本音かな。

 

THE ART OF DEATH STRANDING

 

CITRON

イラストレーター夏目レモンさんの初の画集。と言っても、初めてお名前聞いたんですよね。ただ、デジタル描きでなさそう、かつ描き込まれた絵が気に入って買ってしまった。こうゆう目が好きなんですよ。宇佐崎しろさんの絵も結構お気に入り。

 

高校時代からの作品も収められているということやけど、どれが高校時代なのかわからないくらいに完成度が高い作品ばっか。

最後には、夏目さんがどんな風に絵を描いているかを紹介したページがあるので、絵柄が好きで似た絵を描くのであれば参考にしてみるのがいいかも。

にしても、どうやったらこんな風に絵を描けるんですかね。最近猫のぺん画を描いたら画伯認定されたので、背景と人物をうまく描ける人が羨ましすぎる

 

夏目レモン画集 -CITRON-

 

独学の技法

2020年くらいから”独学”に関する本が増えた気がする。

やはりコロナが猛威を振るい、緊急事態宣言で家にいる時間が増えたことで勉強しようという人が増えたということか。

 

ビジネスコーナーにいくとよく見る山口周さん。

どこで見たかは忘れたけど、この人は古典などから現代の社会に利用できる枠組みはないかと日時探してい発信しているらしい。

そんな山口さんが独学の戦略について書いた一冊。

 

いろいろ書いてあるけど、一番共感できたのは自分のテーマを決めるということ。

どんな風に生きるかの方向性もなく、とりあえず何か勉強しなければというスタンスで勉強しても効率が絶対悪い。

趣味や興味がある分野について調べたことってすぐ覚えれますよね。

だから独学する場合、一番最初にしなければいけないのは”テーマ”を決めること。

 

勉強してもいまいち覚えられないというのは、自分のやりたいことではない分野なのかもしれないですね。

 

知的戦闘力を高める 独学の技法

 

 

AFTER CORONA

すいません、全然印象がない。

 

ゲーム理論トレーニング

2007年くらいに買ったのに今頃読むという始末。

買ったのは良いけど、パッと見、読むのがめんどくさそうな印象だったので今まで読まずじまいだった。

本の整理もかねて読んでみたけど、実は読みやすい本でした。

よくある囚人のジレンマや多数決が良い結果につながるかなどを、簡単な数字を使った問題を交えつつ書いてあるので、ゲーム理論の入門書という印象。

自分は何をするにもあまり考えずに動いていたのが、どうしたらいい結果につながるかをちょっと考えるようになった。なので、いつもボーっとしてるけど(誤解を生む言い方)どうすればいいかがわからないというときは読んでみてはいかがでしょうか。

 

ゲーム理論トレーニング

 

プロジェクトマネジメント的生活のススメ

自分が幸せになることが大事、というのが基本姿勢の著者。

プロジェクトマネジメントを学ぶことで、物事の本質とつかみ効率的に仕事を進めることができる。

さらにその技術は日常生活にも応用でき、最終的には自分の幸せに繋げようという一冊。

プロジェクトマネジメントの専門書ではないけど、概要を把握すのには向いてるのかも。

 

プロジェクトマネジメント的生活のススメ

 

 

書くのがしんどい

文章を書くことの便覧的一冊。

便覧て今も学校で使うのかわからんけど、文章を書くなら手元に置いてたまに見返そうと思える。

著者は出版業界で編集者としてのキャリアを積んでいる人。なので、人にわかりやすい文章に修正するのはお手の物。

だから、文章を書こうとしてるけど、「書くことがない」「伝わらない」「読まれない」「続かない」という人にこうしてはどうかと提案している。

書こうとしなくていい、伝えようとするのが大事。

 

書くのがしんどい

 

 

ブレイン・プログラミング

脳の設定を切り替えれば人生は思いのまま!!って帯を見ると、海外の自己啓発系の本で遠巻きに見てしまうような一冊。

この本は夫婦で書いていて、以前にも「話を聞かない男、地図の読めない女」という本をだしており一時流行ったかと思う。

タイトルはブレインプログラミングで脳に関する本かと思うが、茂木さんのような脳科学者でもなく講演家・作家という肩書なので、脳の専門家というわけではない。

やりたいことをイメージする。そして、目標と期限を設定して、誰の邪魔も意に介さなければやりたいことは達成できる、という流れ。

なぜイメージするだけで目標が達成できるかと言えば、脳のRASという部分がやりたいことに必要な情報を集めてくれるかららしい。

このRASというは生きるのに必要な情報を集めてくれる。たとえば、騒がしいパーティーの中でも自分の名前が呼ばれれば聞き取れる、という状況もRASの機能のおかげらしい。

だから、強くイメージすることで、脳が生きるのに必要なことだと認識して、普段意識に挙がらないような情報を意識するようにしてくれるわけ。

夢を叶えたいならネコ型ロボットを待たずに、イメージして行動だ!

 

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

 

3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語

「このミステリーがすごい!」編集部による一冊。

喫茶店を舞台に短い物語が25作も詰め込まれていて、ちょっと時間ができたときに読むのにちょうどいい。

ページ数にすると10頁程度だが、逆に「この話どうなるの?」って気になってしまう物語ばっかり。

作家陣には、珈琲店タレーランの事件簿の岡崎琢磨さんや、バチスタシリーズの海堂尊など有名どころも参加していて、読みごたえは十分です。

喫茶店で繰り広げられる不倫の別れ話、お見合い、占い装置の謎解き。

電車のちょっとした合間にさっと読める一冊はどうですか?

 

3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)