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【本レビュー】安生正のホワイトバグはコロナ禍とは一味違う世界パニックの絶滅小説

ホワイトバグ 生存不能

「死んでるよ、みんな死んでる」という裏オビと小島監督の誘われて買ってしまった安生正の新刊ホワイトバグ生存不能。

 

パラパラとめくってみたら登場人物が結構グロテスクな死に方をしていたので、なんか得体の知れない化け物にでも襲われていたのかと予想してたけど、読んでるうちに招待が少しづつわかり、しかも想像するとめっちゃ気色悪いって思ったけど、面白くて一気に読んでしまった。

簡単に感想を言うと、リアルにこういうシナリオが起きてもおかしくないのではと思わせられ、少しぞっとした。

 

 

あらすじ

南アメリカの最南端と南極のサウスシェランド半島の間にある世界一海が荒れるドレーク海峡。日本の調査母船『なんよう』が氷河の崩落で起きた津波により転覆する。

半年後、プロ登山家の甲斐浩一はグリーンランドの雪山で行方不明になった調査隊の捜索に出る。しかし、甲斐一行は無惨な姿となった調査隊を雪洞で発見する。

同時期に世界各地で起きる真っ白な吹雪の後の村人喪失や惨殺事件。

調査を依頼された丹羽、上條と一緒にアフガニスタンと中国の国境沿いの事件現場に行く甲斐。

世界各地で何が起きてるのか。

日本政府は何を隠しているのか。

 

感想(ネタばれ含む)

物語は、温暖化対策で火力発電プロジェクトを進めていた日本政府がグリーンランドの採掘現場で古生代から生きてきた嫌気性生物が甦らせてしまったのが背景になっている。

その嫌気性生物が二酸化炭素を求めて人間に襲いかかるというのが

その嫌気性生物の調査に丹羽と上條が呼ばれ、撃退する物質を見つけ出し、最終的には生物自身が生産するメタンを利用して爆発でぶっ飛ばす。

 

最初は何が起きてるのかわからず、大きな生物が人間に襲いかかっているのかと思いながらグイグイ読んでしまった。

なんで生物学の丹羽と地質学の上条が呼ばれたのかもわからなかったが、正体が判明してからは生物学や地質学など理系の話っぽくて、そこも面白かった。

 

ただ、新生物が逃げ惑う人達を次々に襲うところを想像するとかなり気持ち悪い。

世界中で新生物に襲われ数億という人間が死んでいく人類大量死亡がサラッと描かれてる。コロナウイルスとは違う見える相手に襲われてパニック状態になるという状況やけど、ぞわぞわする内容やった。

 

温暖化政策や再生可能エネルギーって今どうなっているの?

ただ、この物語で気にしないといけないなと感じたのは、再生可能エネルギーや各国の温暖化対策がどうなっているのかということ。

結局今回の物語の始まりは、日本政府が再生可能エネルギーは火力発電の完全な代替にはならんから低品質の石炭とアンモニアを利用しようとしたから。

 

これって今まさに世の中で気候変動で議論されているCO2削減のお話に繋がる。

 

ちなみに、現実の日本政府の方針が打ち出した温暖化対策は2030年には2013年と比較して26%のCO2排出削減を発表してます。

地球温暖化対策推進法

二〇五〇年までのカーボンニュートラルの実現を法律に明記することで、政策の継続性・予見性を高め、脱炭素に向けた取組・投資やイノベーションを加速させるとともに、地域の再生可能エネルギーを活用した脱炭素化の取組や企業の脱炭素経営の促進を図る「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案」を、令和3年3月2日に閣議決定しました。

 環境省_地球温暖化対策推進法と地球温暖化対策計画

 

けど、再生可能エネルギーにも限界があるやろうし、各国でも足並みは揃わないから(まぁそれぞれの思惑があるから当たり前)、多分これからも温暖化は進んでいくと思う。

 

過去の大量絶滅は二酸化炭素濃度上昇による温暖化が引き金になったということらしいので、CO2濃度が上昇している現在、この物語みたいに生態系に変化が起きて未知のリスクと突然向き合わんとあかんようになるかもしれん。

 

パニックにならず冷静さと対応力が必要になるやんね

慌てない冷静な猫

コロナのように今までは対して対策が重要でないと判断されてきたことも、何かがきっかけで恐るべき事象にかわるかもしれないということ。

 

だからといって、何でもかんでもリスクだと考えて動けなくなるよりは、本編で甲斐が言うように対策を考えても仕方がない。リスクが迫ったときに適切に対策を立てるしかないという考えも大事やと思う。

 

結論としては、本自体は面白かったし、環境問題に触れてみようと思った一冊だったので読んで良かった。

 

正直、温暖化が二酸化炭素やメタンに由来してるのかとか、各国のエネルギー政策とかは調べた事がないので、ちょっと調べようと思う。

 

 

 

【人生100年時代を乗り越えれるカラダですか】

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ところで、この記事を読んでる間はどんな姿勢でいましたか?

 

おそらく、スマホかPCのどちらかで読んでいただいたと思うのですが、猫背で読まれたのではないでしょうか。

 

ずっと座りっぱなしでは筋肉は衰えていくだけということをご存じですか。

猫背や下を向いてずっと作業していると、背中側の筋肉が弱り、もっと猫背になってしまいます。

 

たまに、街中で地面しか見えてないのでは?みたいなめっちゃ猫背の人を見かけたりしませんか。これって、筋肉が衰えて身体を支えることができなくなっている可能性があるんですよね。

 

私ノブは、座りっぱなしのデスクワーク会社員やランニング初心者を応援するためのパーソナルトレーニングTolimを運営しています。

 

若いころは筋肉がまだ維持されているからあまりカラダの不調も気にならないと思いますが、30代を超えてくると使わない筋肉は衰えるし、同じ姿勢で座りっぱなしなら筋肉が固まってしまい代謝が落ちていきます。そうなると、カラダを動かすのがめんどくさくなって余計動かないというドロ沼に落ちていくだけです。

 

Tolimでは動けるカラダ作りやケガしづらい走り方をオンラインもしくはオフラインでおこなっています。ちょっとでも興味があれば下のリンクから記事だけでも見てください(別ページに飛びます)。見るのはタダですからね。

 

tough-and-limber.net

あと、人生何年残ってますか?