コロナウイルスで一年が終わった2020年
だからという訳やないけど、自分の環境も変えてしまった。
暗闇の中にいて、しかも壁際に立ってる感覚っていうんやろか。
ずっと感じてた閉塞感に嫌気がさしてとうとう決断した。
結果、頭の上すぐ上に天井がある感はなくなったけど、
自由やけどたしてい自由になった感じもない。
シチリアに行きかったなぁと思いつつ、
とりあえず今はやりたかったことを一つずつこなしていこう。
ワクチンの接種も始まるからある程度はコロナも落ち着くはず。
友人と遊んだり大手を振って旅行したり、楽しみしかない。
思想
なぜ読解力が必要なのか
教養とは知識の運用力
このフレーズはすごい納得のいく一言だった。
よくリベラルアーツが必要だ、教養がなんだ、と本屋に行けばその手の本はよく見つかる。けれども、結局は知識を適切な場面で使えるのが一番大事だと思う。
覚えていたのがたった一つのことわざでも、いい場面で使えれば「おっ!」って思わせることができるはず。それが教養っぽいけど違うんやろか。
今回の本で池上さんは読解力のことを「テキストのみならず 自分以外の他者、直面した状況などの滝にわたる『相手』のことを正しく理解する力」と定義している。
だから、人と会話しているときでも、仕事でメールを読んでいるときでも、相手の言いたいことを読み取って対応することが求められる。というわけで、読解力が必要だということ。その読み取ることができないと、間違った理解で相手とコミュニケーションをしてしまい炎上が起きる。
炎上が起きないように人生の荒海を乗り越えたいですね。その理解する力をつけるためには、新聞や本を読むことが大事ですと書いてあるくらい。ただし、読むときには自分がわからないことは何か、人にどう説明すればわかりやすく伝わるか?を意識すること。
果報は寝て待てですね。(絶対違う)
人生最後の日にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方
「きみはなんのために生きるのか」
幕末に生きた吉田松陰のココロザシから始まる一冊。
コロナウイルスにより生活様式が変わりつつある現在と、黒船来航から大政奉還という社会が劇的に変わった幕末をリンクさせ、かっこよく生きることを書いている。
登場人物は、吉田松陰・高杉晋作・野村望東尼・ジョン万次郎・坂本龍馬の5人。
社会が苦手やった自分にとっては、著者の主題よりも歴史に興味がわいてん。
で、巻末に参考文献や資料が80冊載せてあるので出来事などはおおむね合っているという前提で読んでん。
にしても、倒幕にかかわった人たちのタイミングが良すぎん?
黒船来航したのが徳川幕府が開いて250年後のタイミング
剣術修行で江戸に来てた坂本龍馬
野村望東尼の出家
ジョン万次郎の遭難
万次郎のアメリカ滞在記を河田小龍が記録
安政南海地震で小龍が高知に引っ越し
坂本龍馬が小龍を訪ねる
どれが欠けても倒幕という流れにはならんかったやろな。
そんな感じで本の主題は「なんのために生きるのか」ですかとそうそうにほっぽりだして、歴史に興味がわき松下村塾を見に行きたいと思った一冊。
ちなみに、松下村塾の読みってわかる?
てっきり”まつしたそんじゅく”やと思ってたけど、
”しょうかそんじゅく”が正しいもよう。
歴史をもうちょい勉強したいな
(きみはなんのために歴史を勉強するのか)
武器としての交渉思考
交渉はお好きですか?
私は苦手です。
人と議論するということが全くできないのでだいたい相手に言いくるめられます。
何とかしたい。
そんなわけで買った一冊。
ただ、交渉するにあたり何を考えればよいか、気をつければいいのかをメインついて書かれた本でした。
バトナやゾーパ、アンカリングもあるがゲーム理論などについては書かれていない。
あなたは世の中を変えたいですか?
なら、仲間を見つけましょう。
そして、仲間とともに敵対する相手と交渉しなければ世の中は変えていけない。
だから交渉が武器になる。
と、冒頭にこんな感じの内容が書かれている。
では、交渉とは何なの?
交渉とはゼロサムゲームではなく、相手と合意を得るための手段の一つとこの本では定義されています。
自分が欲しいもの・相手が欲しいもの
最初の条件で双方が同意しなければ妥協点を見つけるか、契約不成立のどちらかしかない。
では、どうやって落としどころを見つけるかというと、自分の立場を優先するのではなく、相手の利害を理解して提案するのがよいらしい。
たとえば、
「ボイスアシスタント装置がほしい!」とせがむのではなくて
「ボイスアシスタント装置があると、手がいっぱいでも家電の操作ができて家事が楽になる」
(ほんまに家事が楽になるかはさておき)
こんな感じで相手にメリットになることを提案すれば落としどころを見つけやすい。
と、若干テクニック的なたとえしか出しませんでしたが、この交渉する以前の考え方を中学生くらいで覚えてたら今ごろはもう少し議論上手だったやろなと思わされた一冊でした。
読書革命 ー本の読み方で人生が思い通りになるー
最近、読書しても知識を得るだけやと意味ないやんね、って思うようになってきた。
大学を卒業してからの本屋通いも十数年たってから気づく。
不器用すぎて過去の自分を高さ2,3メートルの滝つぼに蹴り落としたい。
器用になったわけやないんやけどね。
そんなわけで、読書時間をなるべく減らして考える時間を増やすために購入。
公認会計士の著者さんが、1日2冊読んで自身の動画チャネルで解説動画を日々挙げるために本をどう読んでるかを紹介した一冊。
本の内容は、日々のルーティンに読書を盛り込む方法や1冊を30分で読み説明するためのインプット・アウトプット方法などテクニックがほとんど。
けど、実際は読書で自分の軸・判断基準を作り、得た知識から普段の生活でどう考えるかが重要と述べている。
やから、テクニックが8割くらい量を占めてるけど、そこに目を奪われたらアカンということ。
大事な部分をサラッと流してしまう。
本のコピーに「絶対に忘れない」ってあるけど、
動画作成の部分読んでると「本を読み直してるやん」ってつっこみ入れたくなる。
このコピーで購入を煽っておいてこの文はどうかと思う。
ビジネス本なんかはサクッと必要なところだけすくい上げて、考える時間を確保しよう。
ビジネススキル
世界最高の話し方
オンラインでもオフラインでも人を惹きつける話し方とはなにか?
ZOOMやTeamsなどオンラインでの会議も増えましたね。
しかも仕事だけでなくプライベートでも。
人と顔を合わせて話すのにかける労力がほぼなくなったといっても過言やない。
けど、そんな簡単にコミュニケーションを取れる時代でも、
いやむしろそんな時代やからこそ出てくるお悩み。
この話し方で伝わってんのか?
そんな疑問に答えた一冊。
”伝説の家庭教師”とか”門外不出のルール”という表紙のサブタイトルは言い過ぎ感は否めないし、本文には著者独自のメソッドってあるけど、ほんまに独自なん?って思う。
モンハンの狩りまくられる伝説のモンスターくらいに安っぽい伝説の家庭教師。
門外不出って一子相伝くらいに隠されたものと思ってたけど、本にしちゃってる感。
それはさておき、世界最高の話し方は、”ひとを気持ちよくさせる”、”ひとの感情を動かす”話し方とのこと。
仕事でひとと話すときって、相手になにかしてほしいからとか、なにか行動してもらいたいから話すんやんね。
けど話を聞かされてる側目線になると、
自分に関係なさそう、もしくはイメージがわかない話し方をされても全然ピンと来んくてなんだかなあという気持ちになる。
やから、話すときは相手の感情を動かす話し方をしましょうということ。
ちなみに、オビのコピーに対する内容はこんな感じ。
13文字の魔力
↓
長い文章は伝わらないので短い文章にしましょう
やる気も人気も一気に爆上がり
↓
建設的なネガティブフィードバックで話し合いましょう
もう悩まない質問・鉄板ネタ
↓
6W1H
普段から話し方とかの本を読んでる人には既知の内容かな。
けど、話し方の要素が纏まって読みやすい本なので話し方に悩んでる人は読んでみるといいと思える1冊です。
”伝説”の家庭教師から学んで実践しよう。
ロジカルメモ ー想像以上の結果を出し未来を変えるメモの取り方ー
メモ取ってるけど生産性あがらんなぁ。
最近の自分のボヤキ。
ここ数年、思ったことはメモにとるというクセ付けをしてきたものの、全然思考の成長感が見られなかった原因がわかりました。
『メモを振り返っていない』
メモってふと頭によぎったことや目に入った情報を忘れないように紙に記録したものやけど、
書いたメモの内容について振り返らんとメモ取る意味あれへんやんってきづいた。
いや、振り返るつもりはあったかもやけど、
めんどくさくて貯まったメモを見やんようにしてたが正しいか。
どっちにせよ、やっぱりメモは振り返ってナンボ。
というわけで、著者さんのメモで生産性を挙げるやり方はこの3つ。
Step1 ふつうにメモをとる
Step2 メモの内容を自分の言葉・文章に言いかえる
Step3 ふせんで「思考のコンパス」をつくる
Step1をノートの左側に書き、Step2と3を右側にまとめる。
思考のコンパスは、文章から次の行動に移すための一言。
この方法で自分の思考と世界を広げていくと、考える時間や判断する時間が速くなり、結果的に仕事も速く終わり自由時間が増えるということ。
取ったメモ、振り返ってますか?
漫画
にがくてあまい refrain 2
「江田はオレの伴侶であり大切な家族だ」本文より
ついに、渚が江田のことを伴侶って言いよった!ってテンション上がってたら、五味岡の追求を避けたいための一言やったか。
そんなことより、初回から出てくる画廊の九古さんのキャラが良すぎやね。
飲んだくれてそこらじゅうで野宿するわりに、人にやさしいし、相手の立場で交渉を進めれるし、実は弁護士やし、浴衣似合うし。
パッと見、パーフェクトやないですか。
あんな大人になりたかった。。。
キングダム 60
趙の鄴編がひと段落した後の楚の什虎攻め編ですね。
今回は魏の呉鳳明軍との協働作戦で、秦にとっては新しい作戦が始まったなという印象。
にしても、秦と魏が同盟を結ばんと勝てないくらいの什虎兵ってどんなけ強いねんっていう話になる。
しかも、2人の将軍満羽と千斗雲の頭が完全にバグってる。
麻雀やるときに真っ裸て。
まぁ過去に何かしらあった2人のようなので、どんな過去が掘り出されるかは楽しみ。
秦を背負って立つ蒙武と背負ってたものを捨て去った満羽の戦い。
同盟の乱美迫に微妙に攻撃される相変わらずかませ犬の録鳴未。
史実的には今回の話はないらしいけど、面白い戦いになりそう。
フラジャイル 病理医岸京一郎の所見 19
遺族から医師免許はく奪を突き付けられた岸先生。
最終的には遺族と話し合い分かり合えた結末で終わったんやけど、
当事者間の仲介役が結託するとなんとひどい結末になったことやろうか。
Veil たおやぐビェルイ 3
1巻2巻より二人の距離が近くなった3巻
たぶん1個の物語のページ数が増えたからやと思う。
あとがきでも作者さんはページが増えたと言ってる。
ページが増えるとお話感がぐっと増えるから2人の距離感が縮まったように見えるだけなのか。
にしても、やっぱり2人の会話が自然体ですごくいいなと思う。