有機ELのSwitchを買ったらキレイな画面に傷をつけたくないので、やっぱり保護フィルムを付けたくなりますよね。
たとえ、「フィルムは要らないかな」って思っていても、ドックに出し入れしてると画面に傷がつきそなので、やっぱりフィルターは付けておいたほうがよくないですか。
ただ、フィルムを選ぶにも種類がありすぎて、どれがいいか迷い疲れて、最終的には適当に買ってしまうことも。

今回は、有機EL Switch用保護フィルム『光沢タイプ』と『マットタイプ』の両方を自分で買って試してみました。
それぞれのタイプで画面の見え方がどうなるかのほかに、触り心地や汚れの付き方、紫外線の影響について解説しているので、フィルム購入で迷っているなら参考にしてみてください。
保護フィルムの見え方を比較した結果は光沢タイプがおすすめ
フィルムを比較した結果の感想は、有機ELのSwitchを買ったのであれば光沢タイプがコントラストを損なわないのでおすすめです。
購入時、自分はモニターに繋いで遊ぶことを想定してたから、フィルム無しでもよいかなと思ってました。
けど、ドックから出し入れしてると、画面がドックと擦れて傷がつきそうだったので、やっぱり保護フィルムをつけたいと思うように。
「せっかくお金をちょっと多めに払って買ったから、画面がキレイな方がいい」と光沢タイプを買おうとしましたが、やっぱり光の反射も気になったのでマットタイプも併せて買ってみました。
ただ、「画面のキレイさはそこまで求めてないけど、白色が欲しかった」など、単純にカラーリングで選んだなど、さまざまな理由で買った人もいると思うので、それぞれのフィルムについて解説していきます。
比較した保護フィルム
今回比較した保護フィルムは下の2つ
・光沢タイプ:Switch有機ELモデル用強化ガラスフィルター
・マットタイプ:GLASS
概要はこんなかんじ。
- 商品名:Switch有機ELモデル用強化ガラスフィルター
- 販売元:株式会社アクラス
- 特徴:紫外線カット、硬度9H、ラウンドカット、飛散防止加工
- ガラス材:日本メーカー製
- 商品名:GLASS
- 販売元:ナカバヤシ株式会社
- 特徴:反射防止、硬度9H、ラウンドエッジ、指紋防止、飛散防止、気泡レス
- ガラス材:AGC旭硝子
乗っけてみました。
保護フィルムの比較結果
実際に両方のフィルムをSwitchに貼り付けてゲームをプレイしてみました。
見え方と使用感はこんな感じでした。
- 画面の見え方:有機ELのコントラストを損なわない
- 触り心地:スマホのガラスフィルムと同じ
- 光の反射:めっちゃ反射する
- 気泡の残りやすさ:貼った直後は気泡が結構残ったが、時間が経つと消えた。
- 汚れの付きやすさ:指紋痕はがっつり残る
- 画面の見え方:画面のコントラストは下がり、薄―く白ぼけた感じになる
- 触り心地:表面はサラサラして触り心地がいい。開けたての極暖ヒートテックみたいなかんじ
- 光の反射:かなり抑えられる
- 気泡の残り方:気泡の入りが少なくきれいに貼れた。浮き上がりもなし。
- 汚れの付き方:指紋は汚れは付きにくい
それぞれのフィルムを貼った場合のゲーム画面も撮ったのですが、カメラ越しでは違いがわからなかったので載せてません。
有機ELは紫外線に弱い?
光沢タイプのパッケージにはUVカットと書いてあったのに対して、マットタイプのには記載がありませんでした。
そのため、有機ELは紫外線い弱いのか?と疑問に思ったので簡単に調べてみると、どうやら有機ELは紫外線に弱いようです。
サクッと調べてみたら、液晶は3色のフィルターに光を当てて画面を表示するけど、有機ELは3色の有機素材自体が発光源となっているらしい。
ということは、ガラスやインクが素材の液晶より、有機物が素材となった有機ELは紫外線に弱いといことなのかも。
屋外で遊ぶなら紫外線カットがついた保護フィルムを貼ったほうが長く使えそうですね。
やっぱり光沢タイプがおすすめ。でも、使うシチュエーションで買えばいい
今回2種類の保護フィルムを比較してみましたが、有機EL Switchを買ったのであれば、画面のコントラストを損なわない光沢タイプがやっぱりおすすめです。
でも、「白色が欲しかった」とか、「旧型よりは新型の方が長く使えるよね」など買う理由もさまざまだと思うので、状況に応じてどれを使うか考えてみました。
- コントラストを維持してきれいに見えてほしい:光沢タイプ
- 屋外に持ち出して遊ぶ:UVカット有りの光沢タイプ
- 汚れが気になる:マットタイプ
- 画面をよくタッチ・スワイプするゲームで遊ぶ:マットタイプ
- キレイさより目の疲れを少なくしたい:マットタイプ
- モニターに繋いで本体自体ではあまり遊ばない:光沢タイプorマットタイプ
何かが欲しければ何かを犠牲にするのは仕方がないですが、自分が使うシチュエーションを想像すると、買うべきフィルムが見えてきますね。