Lilabo

世のデスクワーカーの生活の質をシフトしたい

今月の本棚:2020年4月


4月はCOVID-19で外出できなくなり本を読む人も増えたのではないでしょうか。

 

私も例外なく本を読む時間、特に在宅勤務となればいつもの時間に起きても本を読む時間ができたのは良かったかなと思っています。

 

まぁ本棚整理がメインで新規の本というのは少なかったですけど。

 

本の情報は、発行日・読んだ版数・著者名・出版社で記載しています。

おすすめ度は参考程度に。

 2020年4月に読んだ本の背表紙一覧

 

SNS関連

まじでこの世のすべてのSNSをバズらせたい 2020. 4.1 1st. りょくんグルメ, KADOKAWA

多分に漏れずSNSをやっていますが、バズらせずともフォロワー数は増やしたいという下心で買ってみました。

 

 まぁ結果からいうと秒速でインフルエンサーにはなれないでしょうね。

 

やっぱりある程度下地があってからの、バズらせるように持っていくという流れ。

 

けど、マーケティングとトライandエラーをひたすら繰り返すということに関しては唸らされた。

 

自分はどれだけ人の心に刺さるかを考えながら発信できてるかなと振り返る機会になったかな。

 

SNSで迷ってる人向け:☆☆☆☆

 

 

動画で稼ぐ仕事術 2020.3.26, 1st, 木村博文, WAVE出版

1冊目のバズらせたいと同じタイミングで買った本。

 

これから動画を始めようという人より少し動画作成をした人のほうが内容を理解しやすいと感じた。

 

だからといってやったことがない人向けかと言われればそうではなく、これから始めようという人は買って試してまた読めばいい。

 

動画作成と言われればYoutubeが真っ先に上がってくるけど、これからはZoomやLINEでオンラインでコミュニケーションする機会が増えてくるので、読んでおいてそんはないかな。

 

おすすめ度:☆☆☆

 

自己啓発:コンサル系

セミナー講師の教科書、テーマの見つけ方から集客、ブランド、ビジネスモデルの構築まで, 2017.12.19, 4th, 立石剛, かんき出版

これを読むなら、次に紹介する本を読んだほうがよいかなと思ってざっと読んで終わった。

 

次に紹介する本のほうがおすすめ度:☆☆☆☆

 

セミナー講師の伝える技術、一年目から結果を出し10年以上稼ぎ続ける, 2017.7.18, 1st, 立石剛, かんき出版

伝えたいことが相手に伝わり、行動してくれるなければセミナー講師である意味はない。

 

セミナー講師でなくても、トレーナーでも会社員でも誰でも、相手に何か伝えて成果を出してもらうことを仕事にしているなら読んでみるといいかも。

 

セミナー講師の教科書より教科書かも度:☆☆☆

セミナー講師の伝える技術

セミナー講師の伝える技術

  • 作者:立石 剛
  • 発売日: 2017/07/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

コンサル一年目が学ぶこと, 2017.4.10, 6th, 大石哲之, Discover

コンサルタントが一年目に学ぶことがその後の仕事で役に立つ。

 

著者が各方面で活躍している元コンサルタントにコンサルタント時代に学んだことが仕事に活きているかをインタビューし共通点をまとめた1冊。

 

その共通点を4つにまとめてあります。

 

話す技術、思考術、デスクワーク術、プロフェッショナルマインドの4点。

 

どのコンサル本でも、基本的に同じポイントを挙げているので、どれを買っても同じような気がします。

 

けど、本書は読みやすいので最初に読むといいかな。

 

一年目に読んだらいいかも度:☆☆☆☆

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

  • 作者:大石哲之
  • 発売日: 2014/07/31
  • メディア: Kindle版
 

 

 

独立系コンサルタント成功戦略, 2019. 8.17, 1st, 和仁達也, かんき出版

独立するならやっぱり稼ぎたい!。。。けど頑張っても稼げないよ~って人が読む一冊。

 

内容はどうやったらコンサルで食べていけるかを指南している。

 

マーケティングっぽい話で、見込み客を獲得する方法、自分の売り込み方や情報発信などをワニメソッドとしてまとめている。

 

年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略

 

世界No.1コンサルティング・ファームが教える成長のルール, 2014.11.30, 1st, 作左部孝哉, 日本能率マネジメントセンター

成長が早い人の特徴はなにか?

 

コンサルティングファームのアクセンチュアでは、ビジネスパーソンとしての土台を一年目から築く仕組みがあるかららしい。

どんな土台かというと、未来を描く「構想力」、多様な人材を活かせる「人間関係構築力」、成果を出すまでやりきる「実行貫徹力」の3つ。

 

これらを鍛えることで成長が早いビジネスパーソンが生まれる。

 

ざっとまとめると、世の中の変化が急激すぎるので、その変化を予測でき(構想力)、周りの人を巻き込みながら(人間関係構築力)、最後までやりきる(実行貫徹力)ってとこでしょうか。

 

コンサルの自己啓発系の本は、言い方が違えど一年目に考え方と行動の仕方の基礎について書かれています。

 

たしかに、自分も部署が変われど、社会人になって最初に配属された部署での先輩の行動や考え方が基本になっていると最近感じます。

 

できれば、先輩が読んで自分で行動しながら後輩の模になれると職場の生産性ってあがるのではないでしょうか。

 

だからといって、ビジネス書を読んですぐ行動が変わるかといえばなかなか難しいのが現実ですけどね。

 

 

 

 

 

自己啓発:経営

BCGが読む経営の論点2020, 2019.11.22, 1st, ボストンコンサルティンググループ, 日本経済新聞出版社


 読み辛い度:☆☆☆☆☆

 

 自己啓発

 

白熱教室の対話術, 2011.4.11, 1st, 堀公俊, TAC

2011年頃、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の哲学講座が流行っていた。

 

ハーバード大学という名門校の学生を相手に、哲学や道徳について講義を行う。その時のサンデル教授のファシリテーションが卓越しているという理由だったと思う。

 

一度一通り動画を観たことがあるけど、いろいろなテーマについて癖のある学生を相手にその場その場で考える切り口をポンポン投げていた。

確かにこの即興力はすごいと感じたけど、いきなり教授もこんな講義ができたわけではないだろうし、他に協力してくれる人もいるから成り立っている。

 

だとしても、やはりその場その場で相手の話のポイントを見つけ、言いたいことを整理し、次の問いにつなげていくのは圧巻だった。

 

この本は、サンデル教授のファシリテーションを分析し、なぜ流行ったのかを考えた本だ。

 

一時ほどファシリテーションが叫ばれることが少なくなったが、普段の会話や会議など話す機会がなくなったわけではないので、今読んでも面白い1冊。

 

対話が脱線して困ってます人向け度:☆☆☆

 

白熱教室の対話術

白熱教室の対話術

  • 作者:堀 公俊
  • 発売日: 2011/03/30
  • メディア: 単行本
 

 

 

伝わる言葉に文章力はいらない、ベテランコピーライターの誰も教えてくれなかった文章術, 2017.3.5, 1st, 宮澤節夫, SB Creative

当時買ったときはあまりピンとこなかったけど、再度読み返したらすっと内容が入ってきた。

 

文章を書く意味は相手に行動してもらいたいから。

仕事でもプライベートでも、そこで使うメールやLINE,SNSでは読んでもらった相手に何かしらの行動を起こしてほしいから書いているはず。

 

思ったほど行動してくれない、対応してくれないと感じているなら自分が書いた文章は相手の心を動かすには弱い内容になっている。

 

事実とメリットと本音を、知ってもらう・興味を持ってもらう・行動してもらうという3つの切り口で書き方を変え、どのパターンが書きたい文章に合っていて読んだ相手が行動してくれるか。

 

相手が行動してくれる文章が書けていますか?

 

文章なら何でも対象になる度:☆☆☆☆

 

 芸術・美術

鬼灯の冷徹 落書き帳, 2020.3.23, 1st, 江口夏実

2020年時点で雑誌モーニングにて連載している鬼灯の冷徹。その作者の普段の落書きを一冊にまとめた本。

 

この人の絵は癖が強いと思っているので、好きな人は好きだし、嫌いな人は一切読まれなさそうな絵ですよね。

 

自分は結構好きな方ですが、単行本で読んでる時に扉絵と話の間にあるイラストが楽しくて好きなんですよ。

 

絵が描けるって羨ましいなって思える漫画家さん。

 

内容は、イラスト集で作者さんが普段絵をどんな感じで書いてるかがのコメントも入っているので、絵描きさんは参考に買ってみてはどうでしょうか。

公式Twitterでイラストを上げてるみたいですね。

https://twitter.com/hozukiofficial


Radical Classic 今井喬裕画集, 2019.4.20, 3rd, 今井喬裕

油絵で美少女を。

 

目についた瞬間、手に取ってカゴに入れてました。きれいな女性が載っているからではないですよ。油絵でしかも西洋画っちっくじゃない(絵の知識の乏しさよ)のが面白くて買いました。

 

写真の画集ではなく全部油絵で女性が描かれています。写真でもデジタルでもなく油絵だからこそ感じる独特の雰囲気。

 

巻末に山本大貴さんとの対談が載っています。調べてみると山本さんも女性をモチーフにしているのが多そうですが、彼の作品はリアリティを求めている。ようは写実画。

 

たしかにすごい綺麗な作品だなと感じましたが、個人的に面白いと思ったのは今井さん。

 

個展があれば今度行ってみようかと思います。

 

漫画

フラジャイル 17巻, 2020.3.23, 1st, 原作: 草水敏, 漫画: 恵三郎

病理医の岸京一郎が主人公?の医療系漫画。

キャラのバランスと微妙な笑いを入れてくるところが楽しくて読んでます。

 

で、今回は上司を内部告発しアミノ製薬を解雇になった火箱直美(通称バコちゃん)が、再度アミノ製薬に戻って元上司と企業内紛争に挑むお話。

 

2019年時点では新薬開発に数百億~千数百億の費用がかかる。

 

そのため、経営者は自社で新薬を開発するか、ベンチャーや大学から新薬候補を買うか選択しなければいけない。

 

17巻はいつもの患者と医者ではなく経営者と従業員の戦い 。

 

まぁ最後はやっぱりという感じでしたけど。

 

今回は慰安旅行でザッキーの浴衣姿も見れるのでザッキーファンは購入必須でしょう。

 

にしても、ビフィズスの社長の目ってどうなってるんでしょうか。