とりあえず、読んだ本の感想を書き続けていますが、中々記事が追い付かない。
もう11月だというのに、猛暑だった8月に読んだ本の感想を今頃書いている。
読むと書くの比率が悪いのか。
単にまとめる効率が悪いのか。
一回読んだら頭の中にすっと整理されて入ってくれればいいのに。
- ローランド先生 お悩み解決特別授業
- フラジャイル18
- 仕事消滅事態の新しい生き方、本田健
- うまくいく人がやっている一億円会話術、岡崎かつひろ
- 稼ぐ話術 すぐできるコツ、金川顕教
- 出会いの技術、斎藤恵一
- 臆病者のコミュニケーション、藤島淳
- 夢をかなえるゾウ2-4、水野敬也
- その仕事、全部やめてみよう、小野和俊
- 「好きなこと」×「SNS」で年収2000万になれた37の方法、プチプラのあや
- 「いいね」を購入につなげる、奥ノ谷圭祐
ローランド先生 お悩み解決特別授業
「酒に酔えないなら、自分に酔えばいい」
どんな寝言やと思いながら買ってしまった。
今年くらいから本屋でちょいちょい見かけるようになったローランドセ先生。ホストなんですね。
過去にもNo.1ホストという肩書でホストの人が芸能界で活躍してましたが、今は何してるんでしょうか。まぁ、家にテレビがないのでわからんけどね。
内容的には、悩める人のお話を聞いてローランド先生が答えるというテレビをまとめた本。
とりあえず、先生はポジティブな方のもよう。
全体を読んでも第一印象と同じく「何言うてんねん」という感じでしたが、自分を肯定度合が半端ない。自分で自分にできないとか決めつけても意味がないし、他人から無理とか言われてもそれをひっくり返そうと行動する。
悩むことなくこれくらい前向きになれたらもっと日本は良くなるのではないかな。
あれ、俺も影響されてますかね。
フラジャイル18
火箱ちゃんが4話も無駄にしたアミノ内部紛争がひと段落し、荘望会にお話しは戻ってきました。
今度は岸先生が医師廃業の危機に。
岸先生が昔病理診断をした患者の遺族から医療事故を起こしたとして和解金と岸先生の医師免許はく奪が要求され、要求を呑まなければ訴訟を起こされると脅される事態に陥る。
荘望会は弁護士を雇ってはいるが、その弁護士事務所は分野外の医療訴訟から手を引くために岸先生の性格をうまく利用して契約を打ち切った。
窮地に立たされた岸先生を見かねた同期の細木先生が、高校の同級生であった千石弁護士を岸先生に紹介し対立していた院長と協力できそうになった矢先の院長の手のひら返し。
今回は、色んな人の思惑が詰まったお話になりそうで楽しみです。
仕事消滅事態の新しい生き方、本田健
7月に出版された一冊。
コロナが世界中で猛威を振るい、これまでの生活が一変してしまった。
この世界が変わってしまったことを機に、これからは”そこそこ”の人生ではなく、自分で自分の幸せを見つけるというテーマの本。
流されるままに働き、なんとなく結婚し、なんとなく生きる。
それだけではパンデミック・AIの発達していくなかで、何も成長しない自分だけが取り残される。
そうならないために、自分がわくわくするか楽しめることを見つめなおし、行動して情熱と才能からお金を稼ごう。
という訳で、ざっくり纏めるとこんな感じかな。
・最高の未来を先に考える。
・自分が自然と意識し、自然と時間とお金をかけてしまうものは何か。
・「自分の好き」を「つまらないもの」と切り捨てない。
・やる気必要な仕事は、自分のやるべき仕事ではない。
・運と人を味方につけ、自分の心地よさを追求する
なくなる職業や前まではなかった職業の話、お金の不安は不必要など、何となく悩んでる人には耳触りのいい内容に聞こえる。けど、今の生活に何となく刺激が欲しい、このままでいいのかなって思ってる人には気分を変えれる一冊。
うまくいく人がやっている一億円会話術、岡崎かつひろ
会話術というより、自分の人生に対する姿勢や、ヒトに対する姿勢の本。
これらのことを意識することで結果稼ぐことができるといった感じの内容なので、シーン別に会話の例が細かく書かれてはいない。
たとえば序盤ではこんな内容
・稼ぎたいならどれくらいの年収が欲しいと思っているのか。
・ロバートキヨサキの金持ち父さんの本を例に挙げて、どのクワドラントになるべきか。
・信用はコミュニケーションから生まれ、ヒトが集まることでお金が集まる。
もちろん、相手にお礼する場合にこんな内容で送りましょうといった事例はあるが、それを通り一辺倒で言ってれば信用はなくなるので、自分で考えるべき。
むしろ、お礼はスピードとか、相手目線になったときに自分が話たい人か、知り合いに紹介したい人か、などの相手とコミュニケーションをするときの姿勢(物理的・精神的に)が書かれている。
なので、自分の普段のコミュニケーションを振り返るのに読んでみてもいいと思う一冊。
稼ぐ話術 すぐできるコツ、金川顕教
こちらも会話術というより、稼ぐ働き方をするためのコツの本。
”話し方”という言葉が表紙や裏表紙にやたらめったら書かれているのですが、結局稼ぐ人の話し方というのは相手への心遣い・気遣いが先にあり普段から意識することが前提になっている。
そうでなければ、いくらシーン別の話し方を覚えたところで身にならない。
・相手が必要な情報を結論から言う
・相手のメリットを話す
・気づかい、こころづかい
・会議の仕方
・自分を上手にアピールする
・グルメ・筋トレ・本の雑談ネタを持つ
すぐできるコツを挙げるなら、仕事は数字と事実で説明し、自分の意見をそこにプラスするといった点。
これなら、明日からすぐに実行できて続けれるのではないでしょうか。
出会いの技術、斎藤恵一
上の2冊は一応会話術の本でしたが、会話術を実践するには何が必要ですか?
そう人がいないと何も始まりません。
というわけで、まずは出会うためにはどんなことが必要かで共感できたところを挙げていこう。
・見た目は大事
「人は中身だ」と言われるけども、結局第一印象は見た目で判断されるんですよね。脳がそういう構造になっているから。だって、会った瞬間にこの人は安全な人か?危険な人か?自分が不快に感じないか?と判断するのは生きていくうえで非常に重要な要素。
だから、まずは仕事も私生活でも見た目を意識すること。その時に自分目線ではなく他人目線を持つようにすること。
・相手を理解しようとする
誰だって非難ばかりされたりマウントを取られたりするのはイヤですよね。そんなことをしてくる人とは接したくないです。
やはり、会うなら自分を理解してくれる人と会いたいと思うのが人間。
・自慢される人間を目指す
有名人や尊敬している人と会ったことをSNSに上げたりしてませんか。自分が上げる側になるのではなく、上げられる側になる。その辺のおじさんと写真を撮ってSNSには上げないですよね?
人と会うには行動するしかないですが、会って話をしてまた会いたいと思われるにはどうすればいいか。
人と出会ってコミュニケーションをするという点では、上の2冊よりこちらを読んだほうが良いかな。
臆病者のコミュニケーション、藤島淳
誰をターゲットにして、何を伝えたいのかがよく理解できなかった。
著者は電通に入社し退社後会社を立ち上げ企業や地方のブランディングのお手伝いをしている。
臆病者という枕言葉が入っているが、普段の生活で人とコミュニケーションをするのが苦手な人が手に取って読んでも参考にはならない。
では、誰がターゲットなのか。
まぁ、広告業界に入りたい人向けで終了。コピーライター・マーケティングならほかにいい本はある。
夢をかなえるゾウ2-4、水野敬也
4巻が発売され過去1-3巻が文庫本として置いてあったので買ってみたのですが、なぜか1巻だけ買わずじまい。
それはさておき、過去にドラマ化もアニメ化もされている自己啓発本。
内容は色んな書評ブログなどで取り上げられていると思うので、そちらを読めばよいかなと思います。
小説形式なので読むのにそこそこ時間がかかるので、あの文章どこやったっけ?って感じで探すのが大変。
巻末にガネーシャや他の神様の教えがまとめられているので、さっと読みたい人はまとめだけ目を通してもいいかも。
けど、文脈の中で読むからこそ意味があるかと思うので全体を読んだほうがよいかな。
ガネーシャのちょいちょい入れてくるボケがめんどくさいけど。。。
その仕事、全部やめてみよう、小野和俊
「その仕事全部やめてみよう」ってい言われたら、明日からお仕事どうするの?って思うかもしれない。
けど、この本で言うやめてみようという仕事は、価値を誰も見いだせない仕事、生産性の悪い仕事、そもそも無駄な仕事のことだ。
それらの仕事を止めたうえで、価値を生む仕事や自分の能力UPに時間を使えという。
能力UPも単にゼネラリストになるのではなく、まずは狭い範囲で最後の砦と言われるようなスペシャリストを目指す。
実際、仕事をやっていると「これって意味あるの?」という場面に出くわすけど、たいていは今までやってきて問題ないから良いかという思考になり改善を諦める。
あなたはこんなときどうしますか?
一番気になったのは、”曲面ディスプレイでプログラムに囲まれて高揚する”というとこでしょうか。やっぱりプログラマって変人やなと思ったけど、好きなものに囲まれるとテンションあがるというのはみな共通ですね。
「好きなこと」×「SNS」で年収2000万になれた37の方法、プチプラのあや
プチプラのあやさんは、インフルエンサー・ファッションブランドディレクター。
男の自分からしたら今回本を見て初めてしりましたが、どうやらプチプラアイテムを紹介、プロデュースしてインフルエンサーになったよう。
そんな彼女が単なる事務員からインフルエンサーになるまでに、どんなことをしてきたかとまとめた一冊。
何がみんなの参考になるのかを日々考え情報発信すれば、誰でもそれを仕事にできる。
ツイッターやインスタで情報を発信しつつブログに来てもらい広告収入を得るといった、どのような仕組みでお仕事にしているかやどんな目線で商品を紹介しているかが載っています。
読みやすく作ってあるので、好きなことをSNSに上げていて、それが収入になればと考えている人は読んでみてはどうでしょう。
「いいね」を購入につなげる、奥ノ谷圭祐
今度は個人のキャラで購入につなげている人の本。
短パン社長とあだ名がついている奥ノ谷さん。
この人も本で初めて見ました。
プチプラに短パン。
何があだ名になるかわからない時代。
本の内容は、共感してもらうだけではだめで、その先の「この人から買いたい」と思ってもらえるお客さんと関係性を創ることが必要だという。
そんな中で一番気になったのは、短パン社長の話ではなく本の中にでてくる「阿部ちゃん」。
原宿のユナイテッドアローズで働いていたらしく、やることが服屋の店員さんとしてはぶっ飛んでいると思った。
短パン社長に似合うと思った商品が入ったら夜中2時だろうがメールを寄越し、似合わないものは勧めない。なんなら、着るなとまで言う。ついには、似合う服を見繕ってラックごと事務所に持ち込む始末。
けど、どれもこれも似合う服を着てほしいという思いから。
世の中に、好きなことで相手に価値を提供しましょうと書いている本は多い。けれど、どれも他人事にしか思えないのが多いが、この阿部ちゃんの行動を知るとお客さんに対する熱量の大事さが想像しやすく、これだけでも良かったなと思う一冊だった。